札幌市の家賃相場ランキング2026。札幌10区の平均家賃と選び方を徹底比較

北海道の雪国びより

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こんにちは。北海道の雪国びよりのからすです。私は札幌で一人暮らしをしていた時、家賃が18,000円の賃貸(オートロック付きの4畳半)で暮らしていた時、ずっとからかわれていたのを覚えています。

札幌で一人暮らしや引っ越しを考えるとき、多くの人が気になるのが「どの区が家賃相場が高いのか、安いのか」という点です。同じ札幌市内でも、中心部の中央区とその他の区とでは、家賃相場に大きな差があります。

進学や就職、転勤をきっかけに札幌へ引っ越すことになった方の中には、道内他都市や本州から土地勘のない状態でエリアを選ばなければならず、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、公開されている家賃相場データをもとに、札幌市10区の家賃相場ランキングと、それぞれのエリアの特徴、家賃を左右する要因についてまとめました。

目次

札幌市の家賃相場ランキング(ワンルーム・1K・1DK)

不動産情報サイトのデータによると、札幌市のシングル向け物件(ワンルーム・1K・1DK)の家賃相場は、区によって次のような差があります。

順位家賃相場の目安
1位中央区約5.3万円
2位豊平区約5.0万円
3位東区約4.9万円
4位北区約4.8万円
5位白石区約4.5万円

中央区が突出して高いのは、札幌駅や大通、すすきのといった札幌の中心繁華街を含んでいることが最大の理由です。一方、豊平区・東区・北区・白石区は、中央区に隣接しながらも比較的手頃な家賃で暮らせるエリアとして、単身者やファミリー層に人気があります。同じ地下鉄沿線でも、中央区から一駅二駅離れるだけで家賃相場が下がる傾向があるため、駅の場所を細かく比較してみる価値は十分にあります。

南区・西区・厚別区・手稲区・清田区については、公開データ上の数値にばらつきがあるものの、いずれも中央区や豊平区と比べて相場は落ち着いており、郊外型の住宅地として比較的家賃を抑えて暮らせるエリアという傾向は共通しています。

特に清田区や手稲区は、札幌市中心部からやや距離があるぶん、同じ予算でも部屋の広さや築年数の条件が良い物件を見つけやすいと言われています。バス便が中心となるエリアも多いため、通勤・通学ルートは事前にしっかり確認しておきたいところです。

なぜ中央区の家賃相場は高いのか

中央区の家賃相場が札幌市内で最も高い水準にある背景には、いくつかの要因が重なっています。

まず、中央区には札幌駅・大通駅・すすきの駅といった主要な地下鉄駅や、道庁・市役所などの官公庁、大企業のオフィスが集中しています。通勤・通学の利便性を重視する人にとって、中央区に住むメリットは非常に大きく、需要が常に高い状態が続いています。

また、円山・宮の森エリアのように閑静な高級住宅地としての側面を持つ地域や、タワーマンションを含む築浅の大規模物件が多いことも、平均家賃を押し上げる要因になっています。飲食店や商業施設、病院なども徒歩圏内に揃っていることが多く、利便性の高さがそのまま家賃に反映されている形です。

家賃を左右する主な要因

地下鉄駅からの距離

札幌市は積雪・寒冷地であることから、地下鉄駅やバス停からの距離が家賃に与える影響は、温暖な地域以上に大きいと言われています。冬場の徒歩移動の負担を考えると、駅から近い物件ほど需要が高く、家賃も高くなる傾向にあります。特に南北線・東西線・東豊線の主要駅周辺は、区を問わず相場が高くなりやすいポイントです。

築年数と設備

北海道の住宅は、寒冷地仕様の断熱性能や、灯油またはガスによる暖房設備の有無が家賃に直結します。二重窓や高断熱の壁など、寒冷地仕様がしっかりしている物件は、築年数が経っていても一定の家賃を維持しやすい傾向があります。逆に、断熱性能が低い物件は、家賃が安く見えても暖房費がかさみ、結果的に総コストが高くなることもあるため注意が必要です。

積雪・除雪環境

駐車場の有無や、除雪がしっかり行われるエリアかどうかも、札幌ならではの家賃を左右する要因です。自家用車を利用する方にとっては、除雪体制が整った駐車場付き物件かどうかが、部屋選びの重要な判断材料になります。

他の政令指定都市との比較

札幌市の家賃相場は、東京23区や大阪市、名古屋市といった大都市と比べると、全体的に手頃な水準にあります。中央区のような都心部でも、東京の人気エリアと比べれば家賃負担はかなり軽く、これは札幌市が地方都市でありながら都市機能が充実している「コンパクトシティ」としての魅力のひとつとされています。

一方で、地方の政令指定都市の中で比較すると、札幌市の家賃相場は決して最安値ではありません。北海道内では圧倒的な都市機能を持つ札幌に人口や企業が集中していることから、道内の他の市町村と比べると家賃相場は高めに出る傾向があります。「北海道だから家賃が安い」というイメージだけで札幌への引っ越しを計画すると、想定より家賃負担が大きくなる可能性がある点は覚えておきたいところです。

予算別・エリア選びのポイント

家賃を抑えたい場合

とにかく家賃を抑えたいという方には、白石区・厚別区・清田区・手稲区といった郊外エリアがおすすめです。地下鉄駅から少し離れると、同じ間取りでも家賃が大きく下がることが多く、バス便のエリアまで視野を広げると、選択肢はさらに増えます。

利便性を優先したい場合

通勤・通学の利便性や、休日の外出のしやすさを優先するなら、中央区や、中央区に隣接する豊平区・北区が候補になります。家賃はやや高くなりますが、地下鉄駅やバスターミナルへのアクセス、飲食店や商業施設の充実度は札幌市内でもトップクラスです。

子育て世帯の場合

ファミリー向けの2LDK以上の物件を探す場合は、単身者向け物件とは相場の傾向が異なる点に注意が必要です。北区や西区など、比較的広めの物件が供給されているエリアでは、ファミリー向けの相場が単身向けの相場よりも際立って高くなることがあります。学区や公園、医療機関へのアクセスも含めて、総合的にエリアを検討することをおすすめします。

区ごとの街の特徴とおすすめしたい人

中央区:利便性と刺激を求める人向け

中央区は、札幌駅・大通・すすきのという三大繁華街を擁し、地下鉄南北線・東西線・東豊線すべてが乗り入れるアクセスの良さが最大の魅力です。飲食店や商業施設はもちろん、円山公園や北海道神宮といった自然や歴史を感じられるスポットも近く、仕事もプライベートも一極集中で楽しみたい方に向いています。家賃は札幌市内で最も高い水準ですが、そのぶん利便性の高さは群を抜いています。

豊平区・東区:バランス重視派に人気

豊平区は地下鉄東豊線・南北線が通り、平岸・月寒中央エリアを中心に商業施設と住宅街がバランスよく共存しています。東区も地下鉄東豊線が通り、札幌駅へのアクセスの良さと、比較的落ち着いた家賃水準の両立が評価されています。中央区ほどの家賃負担なく、都心へのアクセスも確保したいという方に選ばれることが多いエリアです。

北区・白石区:ファミリー層からも支持

北区は北海道大学や札幌駅北口エリアを含み、学生や単身者はもちろん、比較的広い住宅が確保しやすいことからファミリー層にも人気があります。白石区は地下鉄東西線・南北線の両方が利用でき、JR白石駅や新札幌エリアへのアクセスも良好です。生活利便施設が揃いながらも家賃相場が落ち着いている点が魅力です。

南区・西区・厚別区・手稲区・清田区:郊外でゆったり暮らしたい人向け

これらのエリアは、札幌市中心部からはやや距離があるものの、自然環境に恵まれ、広めの住宅や駐車場付き物件を見つけやすいのが特徴です。南区は定山渓温泉に代表される自然豊かなエリア、手稲区は手稲山を望む住宅地、清田区は札幌ドームにも近く近年宅地開発が進むエリアとして、それぞれ異なる魅力を持っています。西区や厚別区も、大型商業施設や公園が充実しており、子育て世帯からの支持が厚いエリアです。車での移動が中心になる方や、家賃を抑えて広めの部屋に住みたい方に向いています。

引っ越し費用も含めたトータルコストの考え方

札幌で住まいを選ぶ際は、月々の家賃だけでなく、初期費用や引っ越しにかかるコストも含めて考えることが大切です。北海道の賃貸物件では、敷金・礼金に加えて、灯油タンクの残量精算や、冬季の除雪費用が管理費に含まれているケースなど、他の地域とは異なる費用項目が発生することがあります。契約前には、家賃だけでなく管理費・共益費に何が含まれているのかを必ず確認しておきましょう。

また、引っ越しシーズンである2月末から4月上旬にかけては、進学・就職・転勤に伴う移動が集中するため、家賃相場が一時的に上がったり、希望条件の物件が見つかりにくくなったりすることがあります。可能であれば、繁忙期を避けて物件を探すことで、家賃交渉の余地が生まれたり、選択肢が広がったりする可能性があります。

単身赴任・転勤で札幌に住む場合のポイント

転勤や単身赴任で札幌に住むことになった場合、勤務先へのアクセスを最優先に考えつつも、冬季の通勤環境まで見据えてエリアを選ぶことが重要です。特に自家用車での通勤を予定している方は、幹線道路の除雪状況や、駐車場の融雪設備の有無を事前に確認しておくと、冬場のストレスを大きく減らすことができます。

地下鉄やJRでの通勤を予定している方は、駅から物件までの徒歩ルートに屋根付きの歩道や地下歩行空間があるかどうかも、実際に住んでみると大きな差を感じるポイントです。札幌駅周辺には地下歩行空間(チ・カ・ホ)が整備されており、冬場でも比較的快適に移動できるエリアとして評価されています。

間取り別に見る家賃相場の傾向

札幌市の家賃相場は、区だけでなく間取りによっても大きく傾向が異なります。単身者向けのワンルーム・1K・1DKは、地下鉄駅からの近さと築年数が価格に直結しやすく、駅徒歩5分以内かどうかで数千円単位の差が出ることも珍しくありません。一方、1LDK・2DKクラスになると、カップルや二人暮らし向けの需要が増え、駐車場付き物件の比率も高くなるため、単身向けとは異なる価格の動き方をします。

ファミリー向けの2LDK以上になると、学区や周辺の教育・医療環境が重視される傾向が強まり、同じ区の中でも町内会エリアによって相場に差が出ることがあります。北区や西区のように、大学や大型商業施設が近く、比較的広い住宅地が確保されているエリアは、ファミリー向け物件の供給量も多く、選択肢を確保しやすいというメリットがあります。

家賃相場情報を確認する際の注意点

不動産情報サイトに掲載されている家賃相場は、あくまで掲載時点での平均値であり、時期や物件の入れ替わりによって変動します。特に、進学・就職シーズンの直前直後は、掲載物件の入れ替わりが激しく、相場の数字が短期間で動くこともあります。実際に部屋探しをする際は、複数の不動産情報サイトを比較したうえで、気になるエリアの最新の物件情報を確認することをおすすめします。

また、平均相場はワンルームから3LDK以上まで幅広い間取りを含んで算出されていることが多いため、自分が探している間取りやこだわりの条件(バス・トイレ別、独立洗面台、追い焚き機能など)によって、実際に支払う家賃は平均値から上下することを念頭に置いておくとよいでしょう。相場はあくまで「目安」として捉え、最終的には内見や不動産会社への相談を通じて、自分に合った物件をじっくりと見極めることが大切です。

よくある質問

Q. 札幌市で一番家賃が高い区はどこですか?

A. 中央区です。札幌駅・大通・すすきのといった中心繁華街を含み、地下鉄駅や商業施設への利便性が高いことから、シングル向け物件の家賃相場は札幌市内で最も高い水準にあります。

Q. 札幌市で家賃を抑えて暮らせる区はどこですか?

A. 白石区、厚別区、清田区、手稲区などが比較的家賃相場が落ち着いているエリアとされています。地下鉄駅からの距離によっても差が出るため、通勤・通学の条件と合わせて検討するとよいでしょう。

Q. 冬の暖房費も考えて部屋を選んだほうがよいですか?

A. はい。北海道の住まいでは、断熱性能や暖房設備によって冬の光熱費が大きく変わります。家賃だけでなく、断熱性能や暖房方式も含めたトータルコストで比較することをおすすめします。

Q. 家賃相場は今後も上昇していきますか?

A. エリアや時期によって変動があり、一概には言えません。物価や建築コストの動向、札幌市中心部の再開発の進み具合、人口流入の状況などによって、今後も相場が変化していく可能性があります。最新の情報は不動産情報サイトで随時確認することをおすすめします。

Q. 車を持たずに札幌で暮らすことはできますか?

A. 十分に可能です。特に中央区・北区・豊平区・白石区など地下鉄沿線のエリアであれば、地下鉄とバスを組み合わせることで、車がなくても日常生活に大きな支障は出にくいでしょう。ただし、郊外エリアや冬季の買い物・通院を考えると、車があったほうが移動の自由度は高まります。実際、冬場は徒歩や自転車での移動が難しくなる日も多いため、車を持たない前提で暮らす場合は、生活圏がすべて徒歩・公共交通で完結するエリアかどうかを事前によく確認しておくと安心です。

Q. 家賃交渉はできますか?

A. 物件や時期によっては可能な場合があります。特に閑散期(5月〜8月頃)は、空室期間が長引いている物件について家賃や初期費用の交渉に応じてもらえるケースもあります。繁忙期以外のタイミングで探すことで、条件面で有利になることもあります。

Q. 一人暮らしと二人暮らしでは、選ぶべきエリアは変わりますか?

A. 変わることがあります。一人暮らしであれば駅近の利便性を優先しやすい一方、二人暮らしやカップルの場合は、家賃負担を分け合える分、やや郊外でも広めの1LDK・2DKを選ぶという判断もしやすくなります。ライフスタイルや将来設計、通勤・通学先までの距離も踏まえて、優先順位を整理してからエリアを絞り込むとよいでしょう。

まとめ

札幌市の家賃相場は、中央区を筆頭に、豊平区・東区・北区・白石区といった中心部に近いエリアが比較的高く、郊外に向かうほど落ち着いた水準になる傾向があります。ただし、家賃の安さだけで物件を選んでしまうと、断熱性能の低さから冬場の暖房費がかさんだり、除雪環境が整っていなかったりと、住んでから後悔するケースも少なくありません。

札幌で部屋を探す際は、家賃相場のランキングを参考にしつつ、通勤・通学の利便性、寒冷地仕様の設備、除雪環境まで含めて、トータルで比較検討することをおすすめします。特に初めて北海道で暮らす方にとっては、家賃の数字だけを見て決めてしまうと、冬になってから「思ったより光熱費がかかる」「駅から遠くて雪の日がつらい」といったギャップに直面しがちです。この記事が、札幌での住まい選びの参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

北海道で暮らして30年。1児の父親です。
北海道での生活や北海道の観光地など、北海道にかかわることを取り上げていきたいと思います。

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