北海道のマラソン大会完全ガイド|季節別に道内の主要大会を地元目線で解説

北海道のマラソン大会完全ガイド|季節別に道内の主要大会を地元目線で解説

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北海道でマラソン大会に参加してみたいと思っても、大会の数が多すぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。札幌のような都市型の大会もあれば、サロマ湖のように100kmを走破する過酷な大会、漁港のグルメを楽しみながら走れる大会まで、道内には実にさまざまなマラソン大会が存在します。

このページは、道内の主要なマラソン大会を一度に見渡せる入り口として作りました。私自身、北海道で暮らしながら沿道で選手を応援したり、実際に地元の大会にエントリーしたりしてきました。その経験をもとに、開催時期やエリア、大会の特徴を整理してお伝えします。まずは全体像をつかんでから、気になる大会の個別記事に進んでいただければと思います。

本州の夏マラソンは暑さとの戦いになりがちですが、北海道は夏でも朝晩は涼しく、避暑を兼ねてマラソンに参加する県外ランナーも少なくありません。この涼しさこそが、北海道のマラソン大会最大の強みだと私は感じています。実際、夏場の大会に道外から参加するランナーの多くが「思ったより涼しくて走りやすかった」と口をそろえるのを、何度も耳にしてきました。

道内には都市部の大規模な大会から、参加者数百人規模の地域密着型の大会まで、規模もさまざまです。有名な大会だけでなく、あまり知られていない地方の大会にも、その土地ならではの魅力が詰まっています。このページを通して、そうした選択肢の広さも感じていただけたらと思います。

目次

なぜ北海道にはマラソン大会が多いのか

結論から言うと、広大な土地と、本州の夏に比べて格段に涼しい気候が、マラソン開催に適しているからです。7月から8月にかけて本州が猛暑に見舞われる時期でも、北海道は比較的過ごしやすい気温を保っており、体への負担を抑えて長距離を走れます。

加えて、湖畔や海沿い、湿原など、変化に富んだ地形が道内各地に点在していることも、多彩な大会が生まれる土台になっています。同じ42.195kmでも、都市部を走るコースと、自然の中を走るコースとでは、まったく違う体験になります。この地形の多様さが、北海道のマラソン大会の一番の魅力だと思います。

地域振興の観点から、市町村が観光と結びつけて大会を主催しているケースが多いことも見逃せません。ホタテやメロン、豚丼といったご当地グルメを完走後に楽しめる大会も多く、走ることと観光を同時に満喫できるのは、北海道ならではの魅力だと感じています。

さらに、道内は交通量が比較的少ないエリアも多く、道路を大きく規制してコースを設定しやすいという運営上の利点もあります。信号待ちの少ない、走りやすいコースが組みやすいことも、大会の質を高める一因になっていると感じます。参加者からも「コースが走りやすかった」という声をよく聞きます。

開催時期で選ぶ、道内マラソンカレンダー

北海道のマラソン大会は、雪解けが進む6月から、紅葉が始まる前の10月頃までに集中しています。時期ごとの主な大会は次のとおりです。

6月:雪解け後の道東・道北エリア

湖の透明度が高いことで知られるサロマ湖では、国内屈指の距離を誇る100kmウルトラマラソンが開催されます。挑戦の詳細はサロマ湖100kmウルトラマラソン完全ガイドにまとめました。オホーツク海に面した網走では、流氷こそありませんが初夏らしい爽やかな気候の中を走る大会が開催されており、オホーツク網走マラソン完全ガイドで紹介しています。

7月〜8月:道内各地の夏マラソン最盛期

この時期は道内各地で大会が集中します。酪農地帯を走る別海町パイロットマラソンは別海町パイロットマラソン完全ガイド、十勝の畑作地帯を走るフードバレーとかちマラソンはフードバレーとかちマラソン完全ガイドで解説しています。ユニークな参加賞で知られる夕張のメロンマラソンについては夕張メロンマラソンとはをご覧ください。そして道内最大級の規模を誇るのが、8月開催の北海道マラソンです。詳しくは北海道マラソンとはで解説しています。

9月〜10月:涼しさが増す道央・道東エリア

朝晩の冷え込みが心地よくなるこの時期には、函館マラソンや札幌マラソンが開催されます。函館の坂道と港町の景観を楽しめる大会は函館マラソン完全ガイド、都市型で参加しやすい札幌の大会は札幌マラソン完全ガイドにまとめています。湿原の景観を楽しみながら走れる道東の大会は釧路湿原マラソン完全ガイドで紹介しています。

大会ごとの特徴をもっと手早く比較したい方は、北海道のマラソン大会おすすめ10選もあわせてご覧ください。カレンダー形式で主要大会を一覧できるようにまとめています。

こうして並べてみると、6月から10月までのほぼ全期間にわたって、道内のどこかで大会が開催されていることがわかります。旅行の予定を立てる際に、訪れる時期に合わせて大会を組み込んでみるのも、北海道の楽しみ方のひとつになると思います。逆に、観戦だけを目的に訪れて、沿道で応援するという楽しみ方もあります。

エリア別、道内マラソン大会の特徴

道央エリアの大会は、札幌や夕張のように交通アクセスが良く、初めて北海道でマラソンに参加する方でも計画を立てやすいのが特徴です。新千歳空港からの移動時間も短く、前泊なしで参加できる大会もあるため、日程に余裕がない旅行者にも向いています。道東エリアは、釧路湿原や別海町のように、雄大な自然の中を走れる開放感が魅力ですが、会場までの移動時間は長めに見ておく必要があります。

道北・オホーツクエリアの網走や、十勝のフードバレーとかちマラソンは、ご当地グルメと組み合わせて楽しめる大会が多い印象があります。移動距離は長くなりますが、その分だけ道央エリアでは味わえない雄大な景色と出会えるのも魅力です。完走後に地元の海鮮や農産物を味わえるのは、こうした地方開催ならではの楽しみだと思います。函館のような港町エリアでは、坂道の多いコースが特徴で、記録よりも景観重視で走りたい方に向いています。

同じ道東エリアでも、釧路湿原マラソンと別海町パイロットマラソンでは雰囲気がまったく異なります。釧路は湿原特有のしっとりとした景色が広がる一方、別海町は酪農地帯らしい広々とした牧草地の中を走ります。どちらも都市部では味わえない開放感がありますが、好みが分かれるところなので、写真や過去の参加者レポートを見比べてから選ぶのもおすすめです。夕張のようにメロン畑を望むエリアでは、走りながら甘い香りを感じられるという声も聞きます。

エリアを組み合わせて複数の大会に挑戦する、いわゆる「大会巡り」を楽しむランナーも増えています。同じ道東でも季節を変えて訪れれば、まったく違う景色に出会えるはずです。何度も北海道を訪れる理由のひとつとして、マラソン大会をきっかけにするのも面白い旅の形だと思います。

初めて北海道のマラソン大会に参加するときの準備

結論として、北海道の夏マラソンで一番意識してほしいのは「朝晩の気温差」です。日中は本州同様に汗ばむ陽気でも、早朝スタートの大会では肌寒く感じることがあり、ウィンドブレーカーなど脱ぎ着しやすい上着があると安心です。私が沿道で応援していたときも、スタート前に薄手のダウンを羽織っているランナーを何人も見かけました。

体調管理という面では、前日までの過ごし方も重要です。長時間のフライトや移動で疲労が蓄積した状態で走ると、本来の実力を発揮しきれないこともあります。可能であれば大会の前日入りだけでなく、余裕を持って前々日から現地入りし、時差や気候に体を慣らしておくことをおすすめします。

宿泊施設の確保も早めに動くことをおすすめします。大会開催地周辺の宿は、エントリー開始と同時に埋まってしまうことも珍しくありません。特に地方都市で開催される大会は宿泊施設の数自体が限られているため、大会日程が決まったらすぐに宿を押さえておくと安心です。

紫外線対策も忘れずにしっかりと行ってください。北海道は本州より涼しいとはいえ、夏の日差しは強く、長時間屋外を走ることで日焼けや熱中症のリスクは十分にあります。給水ポイントの位置を事前に確認し、こまめな水分補給をしっかり意識することも大切です。

移動手段についても計画しておくと安心です。地方開催の大会では、最寄り駅から会場まで距離があることも多く、シャトルバスの運行時間を事前に確認しておくとスムーズです。レンタカーを利用する場合は、大会当日に交通規制がかかるエリアがあるため、余裕をもったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

荷物の預け入れについても、大会ごとに細かくルールが異なります。着替えや防寒具をどこで受け取れるのか、ゴール後の動線をあらかじめイメージしておくと、当日慌てずに済みます。初めての大会では、公式サイトの参加案内を出発前にもう一度じっくり読み返しておくと安心です。

目的別、どの大会を選ぶべきか

景色をじっくり楽しみながら走りたい方には、湖畔を走るサロマ湖や、湿原を望める釧路湿原マラソンがおすすめです。ご当地グルメを目当てにするなら、十勝や網走、別海町のように農畜産物や海産物がとりわけ豊富なエリアの大会が向いています。過去の完走者のレポートやSNSの投稿をじっくり見比べてみると、コースの雰囲気がより具体的にイメージできると思います。

初めての北海道マラソン参加であれば、交通アクセスが良く運営体制もしっかり整っている札幌マラソンや北海道マラソンから挑戦してみるのがおすすめです。走力に自信があり、本格的な挑戦を求める方には、100kmを走破するサロマ湖ウルトラマラソンがまさに最高の舞台になると思います。

家族や友人と一緒に旅行を兼ねて参加したい方には、完走後に温泉や観光をゆっくり楽しめるエリアの大会がおすすめです。函館や十勝のように、観光資源が豊富なエリアの大会であれば、走らない同行者も一緒に旅行をしっかり満喫できます。応援する側として一緒に参加するのも、北海道のマラソン大会の楽しみ方のひとつです。

エントリー方法と費用の目安

道内の主要大会の多くは、公式サイトからのオンラインエントリーにしっかりと対応しています。人気大会は先着順や抽選制になることもあり、特に北海道マラソンのような大規模大会は、エントリー開始直後に定員に達することも珍しくありません。参加を決めたら、早めに情報をチェックしておくことをおすすめします。

参加費用は距離や大会規模によって幅がありますが、フルマラソンでおよそ1万円前後、ウルトラマラソンのような特殊な距離ではそれ以上になることもあります。参加費とは別に、交通費や宿泊費もかかるため、旅行全体の予算として考えておくと計画が立てやすくなります。早期エントリー割引を設けている大会もあるので、日程が固まった時点で申し込むとお得になることもあります。

大会によっては、記念品やフィニッシャーズタオル、地元特産品を使った完走賞が用意されていることもあり、それ自体が参加の楽しみになっている方も多いようです。エントリー時に配布内容を確認しておくと、当日の楽しみがひとつ増えると思います。

初めて参加する大会では、こうした完走賞の内容も、モチベーションを維持するちょっとした支えになってくれるはずです。

よくある質問

Q. 北海道のマラソン大会はいつ頃からエントリーが始まりますか?

A. 大会によって異なりますが、多くの大会は開催の半年から数か月前にエントリーを開始します。人気大会は抽選や早期の定員締切になることもあるため、公式サイトをこまめに確認することをおすすめします。

Q. 初心者でも参加できる大会はありますか?

A. あります。フルマラソンだけでなく、10kmやハーフの部門を設けている大会も多いので、走力に合わせて距離を選べます。各大会の記事で部門の詳細を確認してみてください。

Q. 道外から参加する場合、交通手段はどうすればいいですか?

A. 新千歳空港や各地方空港からのアクセスが基本になります。開催地によっては空港からの移動に時間がかかるため、前泊を検討するランナーが多い印象です。

Q. 夏でも防寒対策は必要ですか?

A. 早朝スタートの大会では気温が低いことがあるため、スタート前に羽織れる上着があると安心です。走り始めれば体が温まるので、脱ぎやすい服装がおすすめです。

Q. 大会中に天候が悪化した場合はどうなりますか?

A. 荒天時は距離の短縮や中止になることがあります。特にサロマ湖ウルトラマラソンのような長距離大会では、気象条件によって関門時間や運営が変更されることもあるため、事前に大会規約を確認しておくと安心です。

Q. 応援だけで参加することもできますか?

A. もちろんです。沿道での応援や、ゴール地点での出迎えも大会の楽しみ方のひとつです。エリアによっては応援ツアーやグルメイベントが併催されていることもあるので、大会情報とあわせて確認してみてください。

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まとめ

北海道のマラソン大会は、都市型から自然満喫型、グルメ重視型まで、道内各地に個性豊かな大会がそろっています。このページでは、開催時期とエリアを軸に、それぞれの詳しい記事への入り口をまとめました。気になる大会が見つかったら、ぜひ個別記事もあわせて読んでみてください。

エントリー方法や準備の進め方まで押さえておけば、初めての挑戦でも落ち着いて当日を迎えられるはずです。

私自身、実際に沿道で選手たちを見てきましたが、地域の人たちが総出で応援する姿には、都市部の大会とはまた違う温かさがあります。走ることを通して北海道の自然や食文化に触れられるのは、大きな魅力だと思います。あなたの大会選びの参考になれば嬉しいです。

初めて参加する方も、何度目かの挑戦を考えている方も、それぞれの目的に合った大会がきっと見つかるはずです。エリアや季節によって表情を変える北海道の大地を、ぜひ自分の足で感じてみてください。

どの大会を選ぶにしても、まずは自分の走力と、旅行として何を楽しみたいかを整理してみることをおすすめします。記録を狙うのか、景色を楽しむのか、グルメを目当てにするのか。目的がはっきりすると、数ある大会の中から自分に合ったものが自然と絞られてくるはずです。次の夏、北海道の大地を自分の足で走ってみてはいかがでしょうか。きっと、走り終えたあとの達成感と景色は、何年経っても記憶に残る旅の一部になるはずです。

エントリー方法や費用の目安、宿泊の押さえ方といった実務的な準備も含めて、この記事が北海道でのマラソン挑戦を後押しできれば嬉しいです。応援する側として訪れるのも、また違った角度から北海道の魅力を味わえる楽しみ方だと思います。

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この記事を書いた人

北海道で暮らして30年。1児の父親です。
北海道での生活や北海道の観光地など、北海道にかかわることを取り上げていきたいと思います。

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